2024年12月22日( 日 )

地域で候補者を支援する人~統一選こぼれ話2

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 統一地方選の投開票日の9日夜、保守系の福岡市議選候補の事務所を訪問した。投票終了時間の午後8時少し前に到着したところ、候補者夫妻が事務所外で支援者を出迎えていた。

 これまでに国政を含め何回か投開票日の事務所を訪問したが、それぞれ雰囲気が異なる。同候補は現職で前回の19年選挙でトップ当選であり、所属する市議団の会派で役職に就き汗をかいて地盤を固めてきたことから、支援者の間でも当選はカタイと見られていたのか。支援者の関心はいつ当選確実が出るかというもので、緊張した様子は感じられなかった。

 当選が確実ならわざわざ事務所に来なくても、と思ってしまったが、応援している人が気になるのか、経営者、町内会、付近の学校の関係者ら、候補者と言葉を交わして立ち去った人まで含めて100名を超える人が訪れており、30席近く用意された事務所の座席もほぼ埋まっていた。

 今回は全般的に開票作業が遅れたのか、同候補者は前回、午後10時過ぎに当確がでていたものの、今回は1時間遅かった。午後11時過ぎに当選が確実との感触を得るまで、ほぼずっと外で来訪する支援者の対応をしていた。見知った経営者や福岡を代表する有力な企業や病院の経営者もおり、どんな人が候補者を支援しているか、どのような熱心な支援者がいるのか、知るよい機会になった。万歳三唱の後には、衆議院議員と副市長も訪れていた。

【茅野 雅弘】

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