2024年11月21日( 木 )

洋上風力発電の拠点化目指す北九州市 複数のイベントを予定

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洋上風力発電 イメージ    洋上風力発電の総合拠点化を目指す北九州市で、関連するイベントが相次いで行われる。10~12日に国際エネルギー機関(IEA)の風力発電に関する国際会議が開催され、13日にはそれに関連し、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)主催によるテクニカルツアーが開催される。加えて、15日には海洋立国懇話会による「北九州海事講演会」が開催される。

 国際会議は関連委員会の運営方針の審議などを主とした非公開のもので、ツアーはその終了後に予定されている。海外の大学・研究機関の関係者ら約40人が参加し、先月に起工式が行われた「北九州響灘洋上ウインドファーム」をはじめとした、洋上風力発電関連の施設や企業など市内数カ所を視察する。

 海洋立国懇話会の講演会は北九州国際会議場(小倉北区)内で行われる。テーマは「北九州経済における海事産業の役割-洋上風力発電事業が北九州の経済基盤になるか!?-」。武藤光一・懇話会会長((株)商船三井顧問)、森隆行・流通科学大名誉教授、杉山正幸・商船三井執行役員、牛房義明・北九州市立大経済学部教授、白井伸弥・同市港湾空港局エネルギー産業拠点化推進課長が予定されている。

 問い合わせは、いずれも港湾空港局エネルギー産業拠点化推進課(TEL:093-582-2994)まで。

【田中 直輝】

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