2024年11月22日( 金 )

イオンとMrMaxは増益、イズミとリテール減益 上場4社の2月期決算、販管費吸収で明暗別れる

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 上場4社の2023年2月期決算は、会計基準変更の影響を除いた実質ベースで増収・経常増益がイオン九州とミスターマックスHD、増収減益がイズミとリテールパートナーズと差が出た。リテール傘下の事業会社3社では丸久が増収減益、マルキョウとマルミヤストアグループが実質増収増益だった。各社とも電気代高騰に苦しめられたが、増収で吸収できたかどうかで利益の明暗が別れた。

 イオン九州は会計基準変更で純売上高がやや減った代わり、手数料収入が増えたことで営業総利益が前期比2.0%増の28億円増加。販管費をほぼ横ばいにとどめたことで経常利益が47.3%増と大幅増加した。水光熱費は2割上昇したが、チラシなど広告宣伝費を35%削って吸収した。

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