2024年11月24日( 日 )

自民党・鬼木誠代議士の評判

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鬼木 誠 代議士<

鬼木 誠 代議士

 先生と呼ばれる立場になると、自分は偉いと勘違いする人は多い。だが、その立場になる前から、傲慢さ全開でひんしゅくを買っていた政治家がいる。

 自民党・鬼木誠代議士(福岡2区・当選2回)の高額パーティー券を巡り、関係者から批判の声が上がった。NET IBでこの件を報じたとたん、同氏に関する情報が続々と寄せられる状況だ。旧西日本銀行で鬼木氏と同僚だったという人物に話を聞いた。

 ――いつの頃だったか、鬼木さんが議員になったとき、銀行内で半ば強制的に献金を迫られた記憶があります。今ならコンプライアンス違反に問われるかもしれません。もともと彼は、議員になるために腰掛で銀行に入ったと公言していた人物。いつも計算高く、確信犯的な行動をとっていました。

 ――鬼木さんが行内の仕事について、先輩に質問をした時の話です。答えを聞き終わった直後、すぐ横にいた別の先輩に全く同じ質問をするんです。もちろん、先に質問された先輩はそれを見て、よい感情は持ちませんよね。だけど彼は平気。先輩の言を確かめるためなのか、先輩に対しての敬意はまったく見えない。その先輩はバカにされた気分になったと思いますよ。

 ――鬼木氏の行内での評価ですか?上司に対しては、うまく取り入っていたと思います。しかし同じ職場内での評判は、あまり良くありませんでした。あいつは仕事ができないと、もっぱらの噂でしたが……。

 公然と野望を語り、職場をも踏み台にするしたたかさ――。鬼木氏は、たしかに大物である。だが、慢心は禁物。敵が増えれば落選することもある。

 

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