2024年12月25日( 水 )

元看護師YouTuber野中しんすけ氏、食用ゴキブリ推進と戦うと宣言

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ドンキ、食用Gの販売を発表

 予想される世界的食糧危機への対策として、昆虫食が注目を集めている。昆虫は栄養価が高く環境への負荷も少ないと、国連食糧農業機関(FAO)が推奨している。

 日本では無印良品が2020年に「コオロギせんべい」、21年に「コオロギチョコ」の販売を開始するなど大手企業でも扱いを始めている。

 そうしたなか、「ドン・キホーテ」が20日、食用ゴキブリの販売を開始すると発表した(「はまる食品」製)。「ついに登場!【究極の昆虫食】『G』と『UG』がドン・キホーテにて先行販売開始!」と銘打ち、「人間の食用のために養殖。味は驚くほど美味!水分は一切なくサクッと食せます!」などとメリットを強調している。

 日本においても、イナゴの佃煮など古くより昆虫を食べる文化は存在するが、イナゴの佃煮でも多くの人にとって馴染みがあるとは言い難く、抵抗を感じる人は多い。ましてゴキブリであればなおさらだろう。

 昨年11月に徳島県の公立高校が食用コオロギの粉末を使った食材を希望者に提供したところ「生徒を殺す気か」などのクレームが殺到したケースがある。SNS上でも昆虫食に反対する声は根強く見られる。

昆虫食推奨の問題点とは

 昆虫食を推進する一連の動きに早くから警鐘を鳴らしてきたのが4月の大分県議会議員選挙に参政党公認で立候補した野中しんすけ氏。救急医療に8年以上携わった元看護師であり、その経験をいかしてYouTubeなどで情報を発信し続けている。

 野中氏は「おいしさだけを求めるのならどう考えても牛とか豚とかのほうがおいしいじゃないですか。エビとかカニのような甲殻類食べればいいだけの話。考えないといけないのは、エビとかカニとか高級チックなものが、今後食べられなくなる。お前らは昆虫を食っとけといわれる可能性があるということですよ」と、一般国民が肉やエビ、カニなどを手に入れることが困難になり、代わりに虫を食べるよう推奨される危機的な状況にあると指摘する。

 さらに、「昆虫食っとけばいいというふうに考えを変えられる、日本人は昆虫食っとけよ、俺ら(欧米などの富裕層)はエビとかカニとか食べるからという世の中になったら、めちゃくちゃになります」と強く警鐘を鳴らす。

 「昆虫食撲滅委員会でもつくってやろうかなと思っています」と昆虫食推進の動きに断固として戦うと宣言している。

 詳しくは同氏のYouTubeチャンネル(「【恐怖の昆虫食】とうとう日本人にゴキブリを食べさせ始める時代が来た!本格的に戦わないといけない!」)にて。同チャンネルでは数日に1回のペースで情報発信が行われている。興味のある方にはぜひチャンネル登録をお勧めする。

近藤 将勝

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