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今回は「御社の広告が刺さらないワケ」についてお話しします。
現代は、広告で溢れかえっています。街中もスマホのなかも広告だらけです。そのような状況で、広告を掲出してもお客さまは反応しません。
笑い話ですが、子どもはYouTubeを見る際に、まず「広告のスキップ」を覚えるらしいです(笑)。広告というのは嫌われる対象なのです。なぜ、広告はそこまで嫌われるのでしょうか?
答えは簡単。必要ないからです。もっといえば、お客さまが「自分事ではない」と思っているから嫌われるのです。では、どうすれば自分事として捉えていただけるのでしょう。
答えは簡単です。ターゲットを絞り込んだ“刺さるキャッチコピー”をつくればいいのです。たとえば、福岡市・天神の駅前で「皆さん!」と言って振り向く人は、どれくらいいるでしょうか?振り向いたとしても、自分事としては捉えてくれずに、すぐに歩き出します。
では、「30代男性で3年以内に結婚した皆さん!」というとどうなるでしょうか?振り向く人数自体は減るかもしれませんが、「30代男性で3年以内に結婚した」人は、振り向くどころか、ずっと気になるでしょう。
適切な例ではなかったかもしれませんが、刺さるキャッチコピーとは、ターゲットを絞り込むことから始まります。数を取りに行くのではなく、ターゲットだけを取りに行く。捨てる勇気をもって、絞り込んだ広告をつくってみてください。
次回もお役立ちできるノウハウをお伝えしますね。
<プロフィール>
山本 啓一
(やまもと・けいいち)
1973年生まれ。大学に5年在学し中退。フリーターを1年経験後、福岡で2年ほど芸人生活を送る。漫才・コントを学び舞台や数回テレビに出るがまったく売れずに引退。27歳で初就職し、過酷な飛び込み営業を経験。努力の末、入社3年後には社内トップとなる売上高1億円を達成。2004年、31歳でエンドライン(株)を創業。わずか2年半で年商1億2,000万円の会社に成長させる。「エッジの効いたアナログ販促」と「成果が見えるメディアサービス」でリアル店舗をモリアゲる「モリアゲアドバイザー」として、福岡を中心として全国にサービス展開中。月刊誌 I・Bまちづくりに記事を書きませんか?
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