【宮田学園異変シリーズ1】創業者の理事退任、夫人の実家・料亭「満佐」の動向」
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学校法人宮田学園(福岡市南区、理事長:宮田智栄)の創業者で学園総長・宮田道郎氏が理事を退任したとの情報が飛び込んできた。
道郎氏は1947年生まれの今年76歳。理事長・智栄氏は道郎氏の妻だが、夫婦は22歳の年の差ながら二人三脚で学校運営に取り組んでいるものと認識していた。しかし、今回の道郎氏の退任は、どうも円満な勇退ではないという。
当社には理事会内部の人間関係に関する情報が入っているが、同時に宮田学園だけでなく、智栄氏の実家である中洲の料亭「満佐」(中洲1丁目)に関しても情報が飛び込んでいた。
同じ中洲の北の外れにオフィスを構える当社としては、中洲の一等地がどうなるか、勝手に気に掛けていたところだ。
本件について当社は鋭意取材を敢行中である。続編をお待ちいただきたい。
宮田学園について
西日本国際教育学院、専門学校・国際貢献専門大学校などを運営する学校法人。宮田道郎氏が1992年に東和国際教育学院(現・西日本国際教育学院)を設立。2012年、道郎氏が宮田学園総長に就任、智栄氏は同理事長に就任。14年、国際貢献専門大学校を開校した。
21年10月、西日本国際教育学院の職員が20代ベトナム人留学生に対し、ベルトを鎖や南京錠でつなぎ数時間拘束するなどの行為を行っていたことが明るみとなった。その後、出入国在留管理庁が行った調査に対し、同院は拘束した事実と人権侵害を認めた。
22年9月、事件をめぐって出入国在留管理庁は、宮田学園に対し、新たな留学生の受け入れを5年間認めない処分を下した。これに対して学園側は、国を相手取って処分の取り消しを求める訴訟を福岡地裁に提起し、同時に執行停止を求める仮処分を申し立てた。地裁は学園側の仮処分の申し立てを認めて、判決までの間、処分の効力を停止し、留学生の受け入れを認める決定をしていた。
福岡地検は今年3月、ベトナム人留学生を拘束していたとして逮捕監禁容疑で書類送検された元職員の男性を、不起訴処分とした。福岡地検はこの理由を「諸般の事情を考慮した」と説明している。
<COMPANY INFORMATION>
理事長:宮田 智栄
所在地:福岡市南区塩原4-17-17
TEL:092-541-8450
URL:http://miyatagakuen.ac.jp/【寺村朋輝】
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