【読者投稿】湯布院の現状は戦後資本主義・自由主義の産物
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NetIB-NEWSでは、読者のご意見を積極的に紹介し、議論の場を提供していきたい。
今回は、「【読者投稿】現在の湯布院は落ち着きのない温泉地」に関する読者の意見を紹介する。「本来、湯布院は田舎の温泉地であり観光地ではないと、私は今でも思っております。それは、有名ではなかった時代の湯布院が好きだったからです。現在は落ち着かない場所になってしまっており、もはや足も遠のいています」
そもそも「湯布院」とは合併の際につくられた行政区分名で、歴史上の本来の地名は「由布院」。昔から本当に好きなら知っているべきことである。
「あり余る金銭で余剰のものを増やすより、地に住んでいる人々のために何ができるのか? 観光地といっても、そこで暮らす人々が地元を支えているのですから、まずそれをクリアーしたうえでこそ良き観光地も存在するのではないでしょうか?」
どこにあり余っているのか、エビデンスを示せ。何もない田舎だから誰も訪れず雇用も経済も産まれなかった。何も知らない余所者が知ったようなことをエビデンスもなく妄想で書くべきではない。
「玉の湯も50年以上前に泊ったことはあります」
50年前? 日本の世の中が50年でどれだけ変わったのかわからないのか?
「私が思うに、今後、湯布院は新規な開発で盛り上げる地域ではなく、歴史ある観光資源がすでに数多くあるのですから、それらの老舗を守っていかれることに未来があるのではないでしょうか。開発によって新しいものをつくっても、失われたものはもはや戻ることはありません。後の世に後悔しないように、関係各位にはその点をよく考えていただきたいと思います」
良い悪いは別として日本は戦争に負けて、欧米、とくに米国式の資本主義・自由経済で戦後から今まで進んできた。誰も訪れない何もない田舎がNHKの朝ドラで注目されて邦人観光客が多く訪れるようになり、地元の資本の店より他県(とくに福岡)の資本の店が増えた。
その後、韓国、そして中華人民共和国からの観光客が訪れるようになってからは、働いている人も由布院外、資本も大分県外からきている。価格も「由布院価格」と揶揄されるボッタクリ。
駅から見た景色は、もはやここが軽井沢か、清里か、伊豆高原か、箱根か、熱海かわからない。だが、それが戦後の資本主義・自由経済。多くの雇用も産み出した。市の税収も増えた。由布院の賃金は大分市より高い場合もある。
何も知らず、何も理解せず、50年前のノスタルジーに酔っている老害が無責任な夢物語を語らないで貰いたい。そして、そんな妄言を掲載するセンスもどうかしている。
観光客で溢れかえらない、何もない田舎のままだったら老人ばかりの限界集落だ。若い人は職を求めて大分市に移住する。そのほうが良いとでも?この超少子高齢者過多の日本で?
無責任な夢物語を語らないで貰いたい。
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