【北九州市】インドの環境産業大手と包括連携協定締結、法人誘致
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産業廃棄物・リサイクル分野でインド最大手のラムキーグループが9月29日、北九州市に同社初の日本法人となるP9(ピーナイン)(同)(北九州市小倉北区、松野小百合代表)を設立した。同グループは都市インフラ整備なども行っており、売上高13億ドル、従業員2万5,000人を擁し、米国、中東などにも拠点を置く。インドでのリサイクル団地(エコタウン)の整備を目指しており、北九州市および同市内の企業がもつ技術やノウハウを活用したいとの意向から、法人設立を決めた。インドの環境産業企業が日本に進出するのは初という。
北九州市はこれを契機としてインドでの環境ビジネス推進を狙いに同日、ラムキーグループおよびP9と「環境国際ビジネス関連プロジェクト推進に関する包括的な連携」協定を締結した。締結式には武内和久北九州市長、ラムキーグループ創業者のラミ・レディ氏(インド上院議員)らが参加した。
協定項目は以下の4点。
1. インドの環境人材育成
2. 北九州市内企業とインド企業との連携
3. インドを対象とした環境プロジェクト形成
4. 市内企業や大学などとの環境分野での共同研究北九州市はラムキーグループの誘致成功は大きなインパクトがあり、今回構築したインドとのネットワークにより、市内企業の海外展開を促進するとともに、海外展開を希望する市外企業や海外企業の同市への誘致にもつなげていきたいと意気込んでいる。
【茅野 雅弘】
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