鹿島建設が中洲中島町の「福岡Kスクエア」を売却

    鹿島建設(株)が、福岡市博多区中洲中島町にあるオフィスビル「福岡Kスクエア」を売却したことが分かった。

　取得したのはファンドの（同）N2(東京都千代田区)。同ビルは鹿島建設（株）が自社所有地で開発し、今年6月に竣工した鉄骨造地上13階建、総貸床面積約3,400坪の建物。基準階の事務所部分は有効面積約320坪、天井高2.8m、奥行き14mの無柱空間となっている。

    九州エリア初となる「CASBEE-スマートウェルネスオフィス認証」のSランクを取得。制震構造で連続72時間まで稼働する非常用発電機を完備するなど、BCP対策も充実している点なども特徴となっている。

　福岡市営地下鉄空港線・中洲川端駅から徒歩3分、天神駅から徒歩10分で、昭和通りに面した立地であることもあり、テナント入居の動向が注目されていた。

【田中　直輝】