2024年11月25日( 月 )

福岡県4百貨店の今期、格差拡大 岩田屋三越と博多阪急はコロナ超え

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 福岡県4百貨店の今期決算は、そろって増収になるが、伸び率に差が出る。経常利益は岩田屋三越が27.1%の大幅増益、博多大丸が黒字転換するが、井筒屋は大幅減益と格差が拡大する。

 岩田屋三越の2024年3月期は消化仕入商品などを含めた総額売上高が1,183億円と前期比7.9%増え、コロナ前はもとより16年3月期に記録した過去最高の1,171億円を超える。新会計基準による売上高は4.5%増の377億円。経常利益は27.1%増の36億4,000万円の見通しで、過去最高を更新する。高利益率の富裕層向け高額品が好調なほか、新基準適用を機に取引先と重複していた機能を縮小し余剰人員を外注していた店外催事に回すなどの効果が出る。

※この記事は11月21日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
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