売れるネット広告社、グループ3社目となる子会社設立　越境EC事業参入へ

　（株）売れるネット広告社（東証グロース）は26日の取締役会において、海外に向けた新規事業を行う100％子会社として「（株）売れる越境EC社」を設立することを決めた。上場後3社目のグループ会社となる。

　「売れる越境EC社」は、売れるネット広告社が参入していなかった「モール事業」に挑戦する。具体的には、米国AmazonのECモールを活用した越境EC事業からの展開を計画。Amazonが発表した2022年度（2022年1-12月）の売上高が前期比9.4％増の5,139億8,300万ドルであったことが選定の決め手としている。

　これまで売れるネット広告社では、D2C（ネット通販）事業者のマーケティング支援として、LP広告のサービスを提供してきた。今後、「売れる越境EC社」は、ECモールを利用して日本の商品を海外で販売するための仕組みを構築し、日本のD2C事業者の海外展開のサポートを行っていく方針だ。

【松本　悠子】

設立する子会社の概要

（株）売れる越境EC社
所在地　：東京都港区台場2丁目3-1
代　表　：高橋　宗太
事業内容：越境ECに関するサービスの提供
資本金　：1,000万円
設　立　：2024年2月（予定）

 

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