2024年12月23日( 月 )

日本ビジネスインテリジェンス協会、創設33周年記念情報研究会開催報告

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 日本ビジネスインテリジェンス協会(BIS)は2月22日、創設33周年記念第185回情報研究会を東京・衆議院第2議員会館で開催した。会場とオンラインで100名を超える参加者が集まった。開会に先立ち、先日逝去したBIS名誉顧問の谷口誠氏(元国連大使)を悼んで元スイス大使の村田光平氏などが思い出を語った。

 第一部の講演では芸術の視点からの報告が多くなされた。画家の藤島博文氏(日展審査員)が日本文化における美の発信と世界平和への強い希求が訴えたほか、ピアニストの河野元氏(日本演奏家協会理事長)も音楽の視点から平和についての想いを語った。

 第二部のパネル討論では長年情報コミュニティに携わってきた各識者からそれぞれ感じたこと、経験などが共有された。菅澤善男・日本戦略インテリジェンスコミュニテイ代表は、近日のフランス・パリ滞在中に目にした変化(韓国の存在感の増大)など、高橋文行・日本CI学会会⾧からは中国の関連のコミュニティの状況や日本の政府機関や企業が私たちの想像以上に情報を集めていることについて述べた。そして、中川十郎・日本ビジネスインテリジェンス協会会⾧は、的情報と人的情報を組み合わせることや国際商戦は正に国際情報戦であることなどについて語った。

 BISは定期的に研究会を開催している。興味のある方は問い合わせてみてほしい。

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