2024年12月22日( 日 )

行橋市議会議員選挙告示 市長と議会の関係が焦点

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 任期満了にともなう行橋市議会議員選挙が7日告示された。定数20人に対し、23人が立候補を届け出た。党派別に、公明党が2人、立憲民主党、共産党がそれぞれ1人で、残り19人は無所属となっている。地方議会は、全国的に高齢の議員が多い傾向にあるが、今回の市議選では、30代が3人、40代が6人立候補している。

 行橋市議会は昨年6月、市の職員採用試験の受験者の情報を警察に提供した工藤政宏市長が、調査特別委員会で虚偽の答弁を行ったなどとして、市長を地方自治法違反(虚偽陳述など)の疑いで告発する(同年11月30日付けで不起訴処分)など、市長と議会の間で対立が続いている。

 行橋市は、10月に市制施行70年を迎えるが、中心市街地の空洞化など課題が少なからずある。また、市長と議会が対立することに対して批判的な市民も多い。今回の市議選では、現職16人に対し、新人は7人立候補しており、改選後、市長と議会の距離感がどうなるかが、注目ポイントの1つとなる。

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【近藤 将勝】

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