2024年12月22日( 日 )

【福岡市】最大350万円を補助する空き家活用制度を新設

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 福岡市は、増加傾向にある空き家問題への対応や、空き家の多様な活用を目的とした「地域貢献等空き家活用補助金」制度を新設し、15日から受付を開始する。同制度には「地域貢献型」と「子育て居住型」の2タイプがあり、前者は最大250万円、後者は最大100万円が補助される。

 子育て居住型の場合、既存の補助金との上乗せが可能で、最大350万円の補助が利用できるケースもある。

 地域貢献型の対象は、市全域の1年以上利用されていない空き家をこども食堂、福祉施設、地域交流施設など地域活性化に貢献する用途で10年以上活用するもの。補助額は対象経費(設計費や家財処分費、耐震改修工事費)の2分の1、かつ最大250 万円としている。

 子育て居住型の対象は、市街化調整区域において市外転入、または世帯分離による市内転居する世帯の改修工事費(設計費、家財処分費)で、その2分の1、かつ最大100万円となっている。

 さらに、すでに設けられている福岡市木造戸建住宅耐震改修工事費補助(補助額=改修工事費の5分の4、かつ最大150 万円)と、福岡市空き家活用補助金(移住者向け、補助額=改修工事費の2分の1、かつ最大100 万円)も利用できる。

【田中 直輝】

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