2024年12月23日( 月 )

タカギの新本社工場竣工~20年にいったん計画中止し大幅内容変更

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 浄水器の製造販売を行う(株)タカギ(本社:北九州市小倉南区、高城いづみ代表)の新本社工場が完成し、1日に竣工式を開いた。

 竣工式には、代表の高城いづみ氏のほか、息子の寿太朗氏、NSSK代表の津坂純氏、来賓として武内北九州市長も出席した。

 新本社工場の竣工によって、北九州にある現本社工場と石原工場の2拠点を集約する。

 現在、タカギは生産拠点として国内3拠点、ベトナムに1拠点をもつ。そのうちの1つは今年1月に竣工した茨城県つくば市の新工場で、こちらの本格稼働のタイミングで、北九州2拠点から新本社工場へ設備を移転し、7月から新工場でも生産を開始する予定としている。

 新社屋の建設は、創業者の高城寿雄前会長が長年構想を温めていたもので、当初は23年内の竣工を目指していたが、20年にいったん計画が中止、大幅に計画と設計内容を変更して着工し、約1年遅れでこのたびの竣工となった。

【寺村朋輝】

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