2024年11月23日( 土 )

ジェイリースの24年3月期 保証関連事業が堅調で増収増益

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 ジェイリース(株)(本社:大分市、中島土代表)はこのほど、2024年3月期の連結決算を発表した。それによると売上高132億2,000万円(前期比20.6%増)、営業利益26億600万円(同5.8%増)、経常利益26億1,100万円(同5.9%増)、当期純利益17億8,900万円(同7.3%増)で、増収増益となっていた。

 セグメント別に業績を見ると、保証関連事業では、住居用賃料保証における外部企業や業界団体との連携が奏功し、新規取引が拡大。出店エリアでの顧客の囲い込み、地域密着営業やニーズへの対応などが進んだ。事業用賃料保証は、市場が拡大するなか、営業活動も順調に進み、堅調に売上を拡大した。

 医療費保証業務においては、販路拡大と営業強化に取り組み、新規取引が拡大。新たにひとり親をサポートする養育費保証を開始した。これらにより、保証関連事業の売上高は127億8,200万円(前期比18.7%増)、営業利益は25億7,400万円(前年同期比4.6%増)となった。

 不動産関連事業については、仲介・管理業務・賃貸業務において外国籍の顧客に対するサービスを中心に展開。マンスリーマンション運営収入が堅調に推移した。リノベーション再販による売上も拡大した結果、売上高は4億4,700万円(同122.7%増)、営業利益は3,100万円(同1,165.4%増)となった。

 25年期の業績については、売上高162億1,000円(前期比22.6%増)、営業利益28億1,000万円(同7.8%増)、経常利益28億1,000万円(同7.6%増)、当期純利益18億9,000万円(同5.6%増)の増収増益を見込んでいる。

【田中 直輝】

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