2024年12月24日( 火 )

山口FG 当座預金の新規口座開設受付を停止へ

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 (株)山口フィナンシャルグループ(本社:山口県下関市、椋梨敬介代表)は、子会社の(株)山口銀行(下関市)、(株)もみじ銀行(広島市)、(株)北九州銀行(北九州市)において、当座預金の新規口座開設受付を停止すると発表した。停止日は7月1日としている。

 すでに当座預金を持つ顧客は、引き続き利用が可能。新規取扱停止日以降、新規に事業性資金にかかる預金口座の開設を希望する顧客については、普通預金か決済用普通預金の利用となる。

 2021年6月に閣議決定された政府の成長戦略実行計画で、「5年後の約束手形の利用の廃止・小切手の全面的な電子化」が盛り込まれた。これを受け、全国銀行協会は「2026年度末までに電子交換所における手形・小切手の交換枚数をゼロにすること」を目標とする自主行動計画を策定している。

 こうした動きや、デジタル決済手段多様化による当座預金口座開設数減少を踏まえ、手形・小切手の全面的な電子化に向けた取り組みの一環として、紙の手形や小切手を使用する当座預金の新規口座開設受付を停止することにしたとしている。

【田中直輝】

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