福岡県4百貨店の今期決算 井筒屋以外は好調持続

　福岡県百貨店4社の今期決算は、岩田屋三越と博多大丸、博多阪急が前期に続き好調なのに対し、井筒屋は微増収・減益と苦戦する。福岡県以外の百貨店は今期予想を明らかにしていないが、福岡市3社との格差が一段と広がるのは必至だ。

　福岡市3社とも増収率は前期から鈍化するが、インバウンドの拡大や富裕層向けの好調に支えられ、好調を持続する。岩田屋三越の2025年3月期は消化仕入などを含めた総額売上高が1,300億円（4.4％増）、売上高は409億円と4.1％伸びる。経常増益率は前期の大幅増から3.8％に低下するものの、売上高利益率は1割を超える。

※この記事は6月6日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
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