「福岡~台湾・高雄」線就航セレモニー開催
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日本と台湾の観光交流の盛り上がりを受け、中華航空は、福岡~高雄(カオション)台湾線を10月26日から就航させた。
高雄は、台湾南部に位置し、人口、経済面でも「台湾第2の都市」だ。中華航空では、その前日に熊本~高雄線も開設し、九州から台湾南部に向け、観光客増加が見込まれる。熊本空港で、先月25日に、行われた高雄線就航セレモニーには熊本県の蒲島郁夫知事も参加し「高雄線就航は非常に嬉しいことだ。この就航を機に、台湾をはじめとするアジアの活力を熊本にどんどん取り込んでいきたい」とあいさつした。熊本からはこれまでチャーター便が運航していたが、定期便は火曜、金曜、日曜の週3便の運航となる。
また、就航初日には福岡空港でも、高雄線(週2便)就航のセレモニーが行われた。テープカットに臨んだ中華航空・九州山口地区支店の黄世恵支店長は「両国の交流はますます加速している。観光やビジネス、修学旅行などあらゆる面からの交流促進が見込まれる。搭乗率80%を目指したい」と述べた。
総領事館にあたる台北駐福岡経済文化辨事処からは、戎義俊総領事の代理として、林育柔副領事が出席した。林副領事は「台湾は世界一の親日国家で、この高雄便の就航によって、九州の方々には、さらに台湾南部の魅力を知ってもらいたい」と祝辞を代読した。福岡〜高雄便は、既にエバー航空も週5便で就航させており、両社を合わせると、週7便となり、福岡から台湾各都市へのアクセスはさらに利便性を増すことになる。
【杉本 尚丈】
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