2024年10月21日( 月 )

ビジネス・ワンHD、ナカケンの株式40%取得で連結子会社化へ

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 ビジネス・ワンホールディングス(株)(本社:福岡市中央区、尾崎朝樹代表)は、18日、(株)ナカケン(本社:福岡市博多区、中野雅彦代表)の株式を取得し、連結子会社化することを発表した。

 発表によると、ビジネス・ワンHDはナカケンの発行済み株式の40%を取得し、ナカケンを連結子会社とする。株式取得額は2億1,100万円(アドバイザリー費用を含む)としている。譲渡予定日は10月29日。

 ビジネス・ワンHDは、不動産事業やマンション管理事業、賃貸事業など多岐にわたる事業を展開している。

 一方のナカケンは、福岡市を拠点に建築設計やリフォーム事業を展開しており、「時代を超えて住空間をプロデュースする」という理念のもと、空間・インテリアのコーディネートを手がけている。ナカケンの直近の業績は、2024年3月期の売上高25億6,699万円で、経常利益は5,701万円、純利益は3,928万円。

 ナカケンの株式はナカケン代表の中野雅彦氏が100%保有しているが、中野氏はすでにビジネス・ワンHD取締役第三営業本部長に就任している。

 今回の株式取得によってビジネス・ワンHDは、ナカケンが持つ建築設計および建設業の経験を活用することで、既存事業における建設関連ニーズに対応し、両社の強みを生かした業容拡大を目指し、グループ全体の業務効率向上と企業価値の向上を狙う。

【寺村朋輝】

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