「トランプの一喝」で福岡へのIR誘致早まる
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朝7時半に荒津大橋(福岡市中央区)を西から東へと走る。今朝は雲1つなく、空気が澄んでおり、海の中道がくっきりと浮かび上がっているかのような印象を受けた。「あぁ、あの辺りがIR(統合型リゾート)施設誘致の拠点になるのだな」と思うと晴れやかな気分になった。
昨日、トランプがアメリカ大統領に返り咲くことが決まった。まことに頼もしい大統領である。おそらく近いうちに、石破首相に対して「アメリカ政府と約束しているIR誘致の残り2件を早く決定しろ!」と恫喝する。石破首相は「はい!分かりました」と答えるしか術がない。今回の大統領選挙で、トランプ陣営に対してIR施設オーナーから莫大な額の選挙資金が寄付された。なかには3億ドルを寄付した業者もいるとか。これではトランプは頭が上がらないだろう。
日本でのIRの残り2カ所は東京・福岡で内定している模様である。営業活動は福岡が一番、早いと囁かれている。アメリカのIR施設オーナーたちは、抜け目ない勘定をしている。アメリカで5,000億円の投資金を調達すれば、長期金利は6~8%になる。日本で調達すれば0.6~1%である。さらに円安というメリットが加わる。IR事業者が「日本へ、日本へ」と、心ひかれる気持ちはよくわかる。
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