吉松前福岡県議、来月1日投開票の糟屋郡・県議補選に立候補へ
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自民・立憲の2人の福岡県議の辞職および自動失職に伴う22日告示、12月1日投開票の糟屋郡選挙区の福岡県議補欠選挙に、衆院選福岡4区(宗像市や糟屋郡など)に立候補していた吉松源昭前県議が、立候補することがわかった。
5日に古賀市役所で立候補予定者説明会が行われ、吉松氏の陣営など6陣営が出席した。糟屋郡は福岡市のベッドタウンとして人口が増加傾向にあり、選挙区内の有権者数は18万7,197人(県選管)。
吉松氏は衆院選では福岡4区の自民党県議団所属の同僚議員からの支援を得たが、今回、県議として立候補しても自民党の支援は得られず、当選した場合、一人会派になるものとみられる。
現在、福岡県議会には、一人会派が3会派あり、うち2会派は保守系、1会派がリベラル系である。昨年の県議選後、一人会派となった県議は「1人になって、仲間がいないのはなかなか厳しい」と語っていた。
吉松氏は衆院選で多くの組織団体がついた現職に戦いを挑んで敗れたものの、2万8,915票を獲得した。やはり「応援を受けた地元糟屋郡のために尽くしたい」という思いが、今回の再登板の理由だろう。
なお、もう1人の糟屋郡選出の元県議・冨永芳行氏は、任期満了にともなう篠栗町長選(11月12日告示、同17日投開票)に立候補することを表明している。
【近藤将勝】
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