7日、第一交通産業(株)(本社:北九州市小倉北区、田中亮一郎代表)は2025年3月期の連結中間決算を発表した。それによると、売上高は457億3,300万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は6億6,800万円(同44.9%減)、経常利益は10億6,200万円(同36.9%減)、四半期純利益は5億3,400万円(同33.2%減)で、増収減益となった。
決算要因については、不動産再生事業における前年同期の反動減が響いた一方で、タクシー・バス事業においては移動需要が順調に回復し、不動産分譲事業においてもプロジェクト用地の売却が進展し売上増加に貢献した。一方で、タクシー事業では需要増に対応するための乗務員採用強化や教育にともなう人的投資が負担となり、利益が圧迫されたことや、脱炭素社会への対応や燃料価格の上昇なども影響をおよぼしたとしている。
通期(25年3月期)の業績予想については、売上高は1,038億円(前期比3.1%増)、営業利益は35億円(同14.6%増)、経常利益は41億円(同2.3%増)、当期純利益は23億円(同150.1%増)で、増収増益を予想している。
【寺村朋輝】
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