リテールパートナーズ発足10年（前）リスク要因は“ポスト田中”

　リテールパートナーズは来年7月、発足10年目を迎える。節目の2025年2月期は、営業収益が前期比3.8％増の2,618億円、経常利益6.1％増の82億円と2期連続増収増益を見込む。足元の業績は順調だが、中期的には3社連合の求心力を保持し続けられるかどうかがリスク要因だ。創設者の田中康男社長（73）の後継体制づくりが10年目以降の課題となる。

　田中氏は島屋商事（現・日本アクセス）山口支店課長から1996年丸久に入社し10年4月社長に就任した。丸久は地元商店街の有志が設立した会社で、特定のオーナーがいない代わり、リーダーシップ不在でトップが短期間に交代・・・

※この記事は11月27日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
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