24年の出生数は72万人で過去最低更新、福岡県は3.3万人 死亡数も最多
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厚生労働省が27日に公表した、2024年の人口動態統計の速報値によると、同年の出生数は72万988人(前年比5.0%減)と、9年連続で過去最少を更新した。このペースで減少すれば来年にも70万人を割ることになる。なお、同速報値は海外にいる日本人と国内在住の外国人を含むもので、日本に住む日本人のみを対象とする確定数は6月頃公表予定(23年は72万7,277人)。
一方、死亡数は過去最多の161万8,684人(同1.8%増)で、4年連続の増加。死亡数から出生数を引いた人口自然減は89万7,696人で、こちらも過去最多。
福岡県と福岡市、北九州の23年、24年の出生数、死亡数はそれぞれ以下の通り。出生数減、死亡数増という傾向は全国と同様。
全国の婚姻数は49万9,999組(同2.2%増)で、2年ぶりに増加に転じた。離婚数は18万9,952組(同1.1%増)。
【茅野雅弘】
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