コーセーアールイー、25年1月期決算 減収減益

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 13日、(株)コーセーアールイー(本社:福岡市中央区、諸藤敏一代表)は2025年1月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は76億4,800万円(前期比24.7%減)、営業利益は3億2,100万円(同80.1%減)、経常利益は5億100万円(同72.6%減)、当期純利益は3億4,100万円(同73.0%減)で、減収減益となった。

 決算要因としては、分譲マンション業界における地価の高止まり、建築資材の高騰、人手不足の影響で建築コストが急騰したことが挙げられる。また、住宅ローン金利の上昇により、マンション購入価格の高騰が顧客の購買意欲を抑制し、販売が低迷した。一方、ファミリーマンションおよび資産運用型マンションの販売は継続し、新規物件の開発を進めたが、販売戸数の減少が業績の押し下げ要因となった。

 また、業績予想が当初の92億円から大幅に減少したことについては、1月完成物件を含めた販売・引渡が当初計画より遅れたためとしている。

 来期(26年1月期)の業績予想については、売上高は103億1,000万円(前期比34.8%増)、営業利益は5億700万円(同57.5%増)、経常利益は5億8,400万円(同16.5%増)、当期純利益は3億8,000万円(同11.4%増)で、増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

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