元明石市長・泉房穂氏 参院選兵庫選挙区から立候補を表明

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 元兵庫県明石市長の泉房穂氏が24日、今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に無所属で出馬すると発表した。

 泉氏は立候補に向けての政策として次の4点を挙げた。「使えるお金を増やす」「子育て支援の充実化」「高齢者福祉・障害者福祉の充実化」「多様性が尊重される社会づくり」。

 泉氏は立候補の理由について「国があまりにも国民に冷たい。国民がおぼれかけているのに、どうして本気で政治を変えようとしないのか。国民に笑顔を届けるのが政治家の仕事」と各地の講演活動などでも語ってきた持論を述べた。

 2023年に明石市長を退任した際「政治家は引退する」と表明し、テレビなどメディアに出演していた泉氏だが、昨今の政治状況に黙っていられなかったものとみられる。

 参院選兵庫県選挙区は、参政党の新人で建築事務所代表の藤原誠也氏も立候補を表明している。また、自民党が元法務政務官の加田裕之氏、公明党が元農林水産政務官の高橋光男氏を擁立する(自公いずれも現職)方針で、激戦が予想される。

【近藤将勝】

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