【特集連載5】うきは市・西隈上団地整備事業に関する読者投稿への回答

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 当社の報道の在り方に対してご意見を寄せていただいたことに感謝します。そのなかでいくつかのご指摘をいただきました。

 既報いたしました通り、市営西隈上団地事業の問題点は多々ありますが、一番の問題点は公正・公平であるべきプロポーザル審査がゆがめられたのではないかとの疑義があることです。

 簡単にご説明しますと、審査委員には副市長など市の職員3人と大学教授2人が入っていました。審査委員に業務提案書が渡されたのは昨年10月25日で、1カ月後の11月26日に最終審査が行われました。この1カ月間、提案書類が外部に持ち出され、メールで仮採点したものを建設課に返信しています。

 このことを建設課に質すと「2人の大学教授は大学の研究室内で仮採点をし、メールで返信していただいた」と認めたうえで「大学は出入りが制限され、鍵の管理もされている」との回答があり、議会でも「問題はない」との趣旨の答弁が行われたものの、疑念を払拭するものではありません。

 詳しくは連載3をご覧くださいませ。
【特集連載3】うきは市問題~問われる公共事業の公平性(後)

 当社としては今後も、継続取材を行い、問題を明らかにして参る所存です。

【近藤将勝】

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