昴、25年2月期決算 減収減益も純利益は増加

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 11日、(株)昴(本社:鹿児島市、⻄村秋代表)は2025年2月期の非連結決算を発表した。それによると、売上高は34億5,000万円(前期比2.3%減)、営業利益は9,300万円(同34.9%減)、経常利益は1億700万円(同33.2%減)、当期純利益は5,700万円(同60.7%増)で、減収減益となった。

 決算要因としては、主力である南九州地域の学習塾市場で小中学生の通塾生数が伸び悩んだことが響いた。また、特別損失として4,700万円の減損損失を計上した。これは一部教室において地価下落と生徒数減少が続いたため、今後の収益性が見込めなくなったことによるものである。

 来期(26年2月期)の業績予想については、売上高は35億1,900万円(前期比2.0%増)、営業利益は1億4,300万円(同52.8%増)、経常利益は1億4,800万円(同38.2%増)、当期純利益は7,900万円(同37.4%増)で、増収増益を予想している。

 なお、同日、同社は代表取締役を1名体制に移行することを発表した。⻄村道子代表取締役会長が退任し、取締役会長に就任する予定。⻄村秋氏は引き続き代表取締役社長を務める。

【寺村朋輝】

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