【連載3】今こそ推したいアビスパ福岡:スポーツ振興への取り組みの機会に

糸島市では「ZYG FC(ジグフットボールクラブ)」や「前原ミストラルF.C.」「エリア伊都フットボールクラブ」など、ジュニア・ジュニアユースのサッカーチームが数多く活動している。また、アビスパ福岡のサッカースクール志摩校(糸島市志摩師吉)もあるなど、サッカーは市民にとって身近なスポーツとして親しまれている。今回、そんな糸島市の月形市長に、サッカーをはじめとするスポーツ振興への取り組みなどをうかがった。
──糸島市は、子どもたちのサッカークラブ活動が盛んで、糸島出身のサッカー選手やコーチも少なくありません。市としてサッカーをはじめとするスポーツ振興に向けて実施中の取り組み、今後予定している取り組みなどはありますか。
月形 本市では、青少年、子育て世代、シニア世代等のライフステージに合わせた事業を展開し、スポーツの振興やスポーツを通じた市民の健康増進を図っています。主な取り組みとして、さまざまな競技において、トップアスリートを招いたスポーツ教室を開催し、中高生の競技力向上や青少年の健全育成に取り組んでいます。
また、令和8年度から9年度にかけて、体育館解体後の跡地と隣地運動場の再整備事業を計画しており、スポーツ環境を整備することで、未来を担う青少年の育成とスポーツの振興を図っていきます。
──糸島市にはアビスパ福岡のサッカースクール(志摩校)もあることから、市内のファンからは糸島市もアビスパ福岡のフレンドリータウンになって欲しいとの声が聞かれます。サッカーを通じた地域振興の可能性に対する考えなどをお聞かせください。
月形 本市では、多くの青少年サッカーチームがスポーツ少年団に加盟しており、活発に活動がなされています。スポーツ少年団やスポーツ協会と連携し、さまざまなスポーツにおいて地域振興の取り組みを行っており、サッカーを含めたスポーツにおける地域振興の可能性は非常に高いと考えています。
──最後に新生アビスパ福岡へエールをいただけますか。
月形 2025 シーズンから新たに就任された金明輝監督のもと、サポーターを熱狂させる熱いプレーとアビスパ福岡のさらなる飛躍を期待しています。
【代源太朗】