イフジ産業、25年3月期決算 増収増益で過去最高益を更新

 7日、イフジ産業(株)(本社:福岡県糟屋郡粕屋町、藤井宗徳代表)は2025年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は255億5,700万円(前期比4.3%増)、営業利益は29億9,800万円(同69.8%増)、経常利益は30億4,900万円(同68.5%増)、当期純利益は21億200万円(同31.6%増)で増収増益となり、6期連続の過去最高益更新となった。

 決算要因としては、主力の液卵事業における生産体制の強化と販売体制の拡充に加え、新たに連結子会社化したHORIZON FARMS(株)のオーガニックEC事業が通期で寄与したことが利益を押し上げた。また、製販一体化の進展による経費の削減や、値上げ対応の浸透も利益率の改善に寄与した。

 来期(26年3月期)の業績予想については、売上高は277億7,100万円(前期比8.7%増)、営業利益は26億8,900万円(同10.3%減)、経常利益は26億7,900万円(同12.1%減)、当期純利益は18億2,700万円(同13.1%減)で、増収減益を予想している。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事