5月14日、(株)ヌーラボ(本社:福岡市中央区、橋本正徳代表)は25年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は41億1,200万円(前期比12.3%増)、営業利益は6億4,000万円(同92.8%増)、経常利益は6億4,100万円(同94.2%増)、当期純利益は5億5,200万円(同79.4%増)で、増収増益となった。
決算要因としては、多様な働き方の一般化やデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の流れを受けて、遠隔コミュニケーションや業務のペーパーレス化を支援する各種ツールへの需要が拡大した。とくに主力のプロジェクト管理ツール「Backlog」の利用が伸長したほか、オンライン作図ツール「Cacoo」や情報セキュリティツール「Nulab Pass」の導入も進んだ。一方、ビジネスチャットツール「Typetalk」については業績・事業環境を踏まえ、2025年12月にサービスを終了予定とする判断がなされた。
来期(26年3月期)の業績予想については、売上高は46億300万円(前期比12.0%増)、営業利益は3億円(同53.1%減)、経常利益は3億円(同53.2%減)、当期純利益は2億2,300万円(同59.6%減)で、増収減益を予想している。
【寺村朋輝】
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