米連邦破産法チャプター11を申請
負債総額7,200億円
マレリホールディングス(株)は6月11日(日本時間)、米国連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を米国で申請した。また、同時に一部子会社も申請を行った。
同社は2022年3月に日本国内で事業再生ADRを申請したが不成立に終わり、同年6月に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。その後、米大手投資ファンドKKRや、取引金融機関の支援を受けて再建を進めていたが、同社の主要取引先である日産自動車やステランティスN.V※の不振ならびにEV市場の失速により業績回復が遅れていた。
その後も借入金返済のリスケをたびたび実施。苦しい資金繰りが続いていたが、日産自動車の再建でさらに受注が厳しくなることが予想されるなか、スポンサーの支援を受けて再建を目指し今回の手続きにふみきった。なお、日本国内での民事再生法や会社更生法などの法的申請は確認されていない。
※ステランティスN.Vは、21年にイタリアのFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)と、フランスのPSA(プジョーシトロエン)の2社が対等合併で誕生した企業。
負債総額は7,200億円。
業種 | 自動車部品製造 |
---|---|
企業名称 | マレリホールディングス(株) |
所在地 | 埼玉県さいたま市北区宮原町2-19-4 |
設立 | 1938年8月 |
資本金 | 16億円 |
法人名
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