立憲・原口一博議員が自宅で転倒し入院~支持者から心配の声

原口一博議員
原口一博議員

    立憲民主党の原口一博元総務相(佐賀1区)が15日、佐賀市内の自宅で転倒し、胸の骨を折って入院したことがわかった。

 事務所などによると15日夜、原口氏は自宅で転倒し肋骨7本を骨折した。同日、県内の病院を受診し、入院した。全治3カ月の診断で、入院期間は未定。国会は22日までの日程だが、残余日程の国会出席や各種会合などすべてキャンセルすることとなった。

 原口氏は16日深夜、自身のX(旧Twitter)で「皆さま、温かい励ましのお言葉を本当にありがとうございます」と謝意を述べたうえで「疲労して眠っていたところ突然、強い衝撃を受けて起き上がれなくなりました」と状況を説明。「右目のまわりが打撲したのか黒く腫れ、左の脇腹の肋骨が7本折れていました。自力で救急車を呼んで搬送されたものの、強い痛みで息が良く吸えず酸素吸入をしています」と明らかにして、酸素吸入器を装着した写真も掲載している。
https://x.com/kharaguchi/status/1934614562151752070

酸素吸引機を装着する原口氏 出所:X(旧・Twitter)
酸素吸引機を装着する原口氏
出所:X(旧・Twitter)

 SNS上では今回の原口氏の転倒による骨折を、「事件性があるのでは」とみる向きもあり、元外交官の孫崎享氏がXで「原口一博氏『右目のまわりが打撲したのか黒く腫れ』『左の脇腹の肋骨が7本折れていました』ベット(※原文ママ)から落ちてこういう状況はつくれない」と投稿するなど波紋が広がっていた。

 17日に原口氏は再度Xを更新し「ベッドから落ちたのは事実」と述べ、目の腫れについては「椅子の足にぶつけたのではないかと思います」と説明した。https://x.com/kharaguchi/status/1934780161817498076

 原口氏は、連日、早朝からオンライン配信で時局に応じた情報発信を行っており、多くの支持者が視聴している。また「日本独立」「日本再興」「日本救世」を掲げ、昨年、任意団体「ゆうこく連合」を発足させた。5月には政治団体「ゆうこく連合政治協会」の設立を佐賀県選挙管理委員会に届け出て(全国が活動エリアで所管は総務省)活発に活動している

 転倒事故の第一報を受け、「ゆうこく連合」のメンバーからも「グループLINE」などで心配する声が上がっていた。福岡県内在住の同連合に参加する男性は「ひとまず安堵しましたが、日本のために、まだまだ原口先生には頑張っていただきたい」とコメントした。

 2度にわたり原口氏を議員会館の事務所でインタビューさせていただいたが、原口氏が政党やイデオロギーの枠組みを超えて、真に日本の行く末を憂い、行動しているのは間違いない。

 事務所に原口氏が師事した松下幸之助翁の写真が飾られている。松下氏は著書『遺論・繁栄の哲学』で「一方で物を豊かにすることを図りつつ、同時に他方で心の面を高めていく、そしてそこに物心一如の繁栄という好ましい姿を実現する、それが今後日本と日本人が目指すべき精神大国の真の姿」とあるべき国の姿を述べている。原口氏が目指す日本の姿でもあるのではないだろうか。

松下幸之助氏から薫陶を受ける原口氏
松下幸之助氏から薫陶を受ける原口氏

 今年で戦後80年だが、これから日本も大激動の転換期を迎える。支援者の方々が語ったように、原口議員には我が国のために尽力していただきたい。心から一日も早いご快癒を願う次第である。

【近藤将勝】

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