料亭「老松」 不動産問い合わせ相次ぐ

料亭「老松」

 今週、博多の老舗料亭「老松」(福岡市博多区中洲中島町)についての問い合わせが殺到している。「いくら金を積んでも良いという買い手がいる。老松のオヤジに影響力がある人は誰だろうか?」と尋ねられたので、「福岡県議会の親分なら話がつくのではないか」と答えていた。確かにここ数年、お客が減っていることは実感していた。送り迎えの車が激減していた印象だった。

料亭「老松」    早速、現地に飛んだ。当社からはまさに“ひとっ飛び”の場所にある。博多区中洲中島町4の不動産の広さは約257坪である。坪単価700万円とすると、約18億円の取引高になる。現場にはすでに不動産関係者が下見に来ていた。近々、契約の運びとなるのだろうか。いよいよ博多の料亭も、どこもかしこも廃業する流れである。

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