ウチヤマHD、26年3月期中間決算は増収増益

 11日、(株)ウチヤマホールディングス(北九州市小倉北区、山本武博代表)は2026年3月期の連結中間決算を発表した。それによると、売上高は148億3,780万円(前年同期比2.3%増)、営業利益は4億7,398万円(同216.9%増)、経常利益は6億5,562万円(同122.2%増)、当期純利益は4億650万円(同25.9%増)で、増収増益となった。

 決算要因としては、主力の介護事業が堅調に推移したことが大きい。既存施設の平均入居率が94.0%(前年同期92.9%)に上昇した。この結果、同事業の売上高は122億2,703万円(同3.7%増)、セグメント利益は9億9,685万円(同27.8%増)となった。一方、カラオケ事業もコスト削減により黒字化を達成。売上高は20億8,434万円(同6.8%減)であったが、セグメント利益は1,270万円(前年同期は2億2,459万円の赤字)となり、前年同期の赤字から大幅に利益を回復した。

 通期(26年3月期)の業績予想については、売上高296億3,900万円(前期比1.8%増)、営業利益5億9,100万円(同183.7%増)、経常利益6億2,400万円(同10.3%増)、当期純利益2億7,200万円(同86.7%減)で、増収ながら最終利益は減益を予想している。

【寺村朋輝】

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