衆院選も最終盤を迎えるなか、自民党の優勢が予想されており、公明党と立憲民主党による中道改革連合の苦戦や、参院選で躍進した参政党や国民民主党の埋没が伝えられている。
しかし、保守中道政党以上に厳しいとみられるのがリベラル左派系の政党である。社民党は旧社会党からの歴史がありながら議席獲得は困難な情勢にある。
そうした状況にあっても独自の戦いを展開し、「左翼ブロック」(小池晃書記局長)による共闘で自民一強を阻止しようとしているのが共産党やれいわ新選組である。
3日夕刻、博多駅前で演説した共産党の田村智子委員長は「福岡8区ではれいわとの共同も実現した。この共同を広げよう」と呼びかけ、「政治を変えなければならない」と訴えた。また自民党の大企業重視政策を批判。「大企業がため込んだ内部留保、アベノミクスで儲かった大企業のお金を中小企業の賃上げに充てるべき」と主張した。聴衆からは「そうだ」という声が上がっていた。
共産党と共闘するれいわ新選組の沖園リエ候補(福岡8区)も壇上に上がり、「福岡パレスチナの会の共同代表を務め、皆さんと活動してきました。野党共闘が実現したのは、福岡県総がかり実行委員会、市民連合ふくおか、フェミブリッジなどの活動を通じて一緒に平和運動や護憲運動に取り組んできたからです」と自己紹介しつつ、「麻生太郎さんを倒すためにさまざまな団体と協力してきた。ネットでも拡散されている。これは負け戦ではありません」と支持を呼びかけた。
博多駅前には300人近い支持者や聴衆が集まり、田村氏は演説後、握手を求める支援者に応えていた。
【近藤将勝】
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