【倒産】ミライズエネチェンジ(株)(東京都中央区)ほか3社 EV充電事業

民事再生法適用申請
負債総額約89億円

 ミライズエネチェンジ(株)と関連のENECHANGE EVラボ(株)、EV充電インフラ1号(同)、EV充電インフラ2号(同)は5月19日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、弁済禁止の保全処分命令および監督命令を受けた。

 申請代理人は片桐大弁護士(森・濱田松本法律事務所外国法共同事業、東京都千代田区丸の内2-6-1、電話03-5293-4914)ほか7名。

 監督委員は木村昌則弁護士(木村・古賀法律事務所、東京都渋谷区代々木2-11-12、電話03-6300-6580)。

 ミライズエネチェンジ(株)は2025年1月設立。東証グロース上場のENECHANGE(株)と中部電力ミライズ(株)の合弁会社として設立され、ENECHANGEのEV充電事業を承継するかたちで事業を展開していた。全国の宿泊施設、商業施設、ゴルフ場などに普通充電器を設置し、「エネチェンジEVチャージ」のブランドでEV充電インフラ整備を進めていた。

 当初は27年までに3万口、30年までに10万口の充電器設置を目標としていたが、EV普及の進展が想定を下回り、充電器稼働率は低迷。さらに設置コストの上昇も重なり、収益環境は悪化していた。

 26年3月期の売上高は約9,100万円にとどまり、約66億2,300万円の当期赤字を計上。固定費削減や追加資金調達を模索したものの、5月20日以降に弁済期限を迎える債務への対応が困難となり、民事再生手続きのもとで再建を図ることとなった。

 負債は、ミライズエネチェンジ(株)が約17億円、ENECHANGE EVラボ(株)が約24億円、EV充電インフラ1号(同)が約23億円、EV充電インフラ2号(同)が約25億円で、4社合計約89億円。

 今後はスポンサー選定を進め、事業継続を図る方針で、スポンサー募集についてPwCアドバイザリー(同)が窓口を務めている。


業 種:EV充電事業
所在地:東京都中央区京橋3-1-1
設 立:2025年1月
資本金:1億円

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