三興バルブホールディングス・長崎洋臣氏を偲ぶ~お別れの会に約700名が献花

三興バルブホールディングス(株) 名誉相談役・長崎洋臣氏「お別れの会」

 6月19日に82歳で逝去した三興バルブホールディングス(株)の名誉相談役・長崎洋臣氏の「お別れの会」がホテルオークラ福岡(福岡市博多区)で行われた。取引先や経済界、博多祇園山笠の関係者ら約700名が会場を訪れ、故人との別れを惜しんだ。

 洋臣氏は、戦後間もなく父・洋六氏らが日本の復興を目指して創業した三興バルブ継手に1967年入社。81年に社長へ就任し、37年にわたって同社をけん引した。

 父・洋六氏が遺した「欠品しない」という志を受け継ぎ、豊富な在庫を強みとした経営を徹底した。顧客からの幅広い要望に迅速に応える体制を築き、三興バルブ継手を九州トップクラスの管材商社へと育て上げた。

 2018年に三興バルブホールディングス会長に就任し、26年に名誉相談役に就いた。仕事を何よりの生きがいとし、亡くなる直前まで出社に意欲を示し続けていた。社員やその家族を大切にする思いやりのある人柄で、はにかみ屋ながら粋を貫いた人生を歩んだ。

三興バルブホールディングス(株) 名誉相談役・長崎洋臣氏「お別れの会」    博多祇園山笠の土居流で2度にわたり総務を務め、博多の街に尽くした。お別れの会には長法被姿の山笠関係者も多数訪れ、地域に深く根差して活動した洋臣氏を偲んだ。

 会場には洋臣氏の遺影とともに、仕事に臨む姿や家族、親しい人々と過ごす生前の写真が展示された。約700名が次々と献花し、写真を前に故人との思い出を振り返りながら静かに別れを惜しんだ。

三興バルブホールディングス(株) 名誉相談役・長崎洋臣氏「お別れの会」

【鹿島譲二】

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