2024年12月24日( 火 )

九州地銀の第3四半期決算~8日がピーク

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 九州地銀18行の2016年3月期第3四半期の決算発表は、来週ピークを迎える。
 もっとも早く発表したのは佐賀銀行で2日(火)だった。つづく3日(水)にふくおかFGが発表している。

 明日5日は宮崎銀行、北九州銀行(山口FG傘下)、佐賀共栄銀行の3行が、いずれも午後3時30分に発表予定となっている。

 昨年一番早かったのは肥後銀行で1月27日、二番手は昨年10月に同行と経営統合し、九州FGを立ち上げた鹿児島銀行と佐賀銀行の二行だった。しかし今年は事務負担が重くなったのか、九州FGの決算発表は、来週の8日(月)を予定している。8日が発表のピークで地銀18行中、7グルーブ8行の決算が集中する。

 ここで目につくのは、ふくおかFGだ。昨年は2月10日だったが、一気に7日短縮している。次に佐賀共栄銀行の5日短縮となっている。あとは曜日の関係でほぼ例年通りのスケジュールとなっている。

 昨年一番遅かったのは宮崎太陽銀行の12日(木)だったが、今年は2日早くなり、豊和銀行と同じ10日(水)となっている。

 日銀が1月29日に「ゼロ金利政策」を発表したため、16年3月期決算(通期)の収益予想は、神経を使うことになりそうだ。8日(月)発表予定の財務担当者は、日経平均株価が乱高下しており、土日は休日返上で数字との熱い戦いとなりそうだ。

【北山 譲】

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