2024年12月22日( 日 )

渦中の博多山笠「東流」、スポンサー主要4社に電話取材

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

tell 既報のとおり、巨額の簿外金の存在が明らかとなった博多山笠「東流」。問題の簿外金の一部には、地場企業からの協賛金も含まれているようだ。そこで弊社は、スポンサー主要4社の(株)ふくや、JR九州、福岡地所(株)、(株)新出光に電話取材を実施、率直な意見をうかがった。

 ふくやの担当者は、「もう6年以上『飾り山』で協賛させていただいております。正直、(今回の件は)突然のことで、まだ何とも言えません。今後については、とりあえず様子をみさせてもらおうと思います」と、戸惑いを隠せない様子だった。JR九州の広報担当者は、「報道担当が本日不在であり、報道内容も(弊社からの問い合わせで)今知ったため、現段階でコメントはできません」とのこと。福岡地所からはコメントを得ることはできなかった。

 突然の報道に驚きをかくせない企業がほとんどという状況のなか、新出光の担当者は「詳細な金額は申し上げられないが毎年協賛させて頂いています。山笠は歴史ある行事のひとつなので、キチンとして欲しい。これが事実であれば協賛も考え直さなければならないかもしれません」と厳しい回答。

 やはり今回の一件にはスポンサーに、憤りを始めとする様々な感情と動揺を与えているようだ。

【特別取材班】

▼関連リンク
・【予告】疑惑発覚!博多祇園山笠「東流」
・疑惑の博多祇園山笠「東流」代表直撃
・山笠東流疑惑「事実なら監査必要」~福岡市観光振興課
・疑惑発覚の博多祇園山笠「東流」 代表者は山笠関連工事に従事

 

関連キーワード

関連記事