どこまで下がる九州地銀の株価
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11日のダウ平均株価は、原油価格が1バレル当たり26ドル台前半に下落したことを受けて、一時400ドル以上の下げを記録。その後やや持ち直し、終値は前日比▲254.56ドルの1万5,660ドル18セントと大きく下げて取引を終えている。
12日の東京株式市場はその流れを受けて大幅続落。日経平均株価は、一時前日比▲847円62銭の最安値を記録。その後も下げが続き、前場の終値は、前日比▲832円69銭の1万4,880円70銭で前場の取引を終えている。出来高は2,098,740,000株。
一方九州地銀の株価も10日に続き、値を下げる展開となっている。前場に大きく値を下げたのはふくおかFGで▲16円の349円。次が九州FGで、▲15円の582円。以下大分銀行、宮崎銀行、十八銀行と第一地銀の株価下落が目立つ。
値下がり率トップは、豊和銀行で前日比▲4円の73円で▲5.19%、次が西日本シティ銀行で前日比▲9円の181円の▲4.73%。以下▲ふくおかFGの▲4.38%と続く。
外国為替市場では急速に円高が進んでおり、一時ドル円は110円台となったが、現在は112円台半ばで推移している。
果たして後場はどのような展開となるのだろうか。また来週15日(月)には春節で休場となっていた上海市場が開く。中国市場の動きによっては、さらに世界同時株安が深刻化する可能性もあり、市場関係者及び投資家にとって、週明けが一つの大きな節目となりそうだ。【北山 譲】
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