2024年12月25日( 水 )

激化するNintendo Switch争奪戦 通販も入荷後即完売

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 品薄が続くNintendo Switch(以下、スイッチ)。一部では「品薄商法では?」との批判の声もあったが、累計販売数は470万台にのぼっており、純粋に需要に供給が追い付いていない状況と取れる。
 また、任天堂(株)は26日に2017年4月~6月期の第1四半期決算短信を発表、純利益212億円(前年同期▲245億円)と、黒字回復を果たした。販売好調のスイッチが、利益を後押しするかたちとなった。

 スイッチを購入するためには、通常のゲーム機と同様に、「店頭で購入」もしくは「通販での購入」する必要がある。しかし現在はどの店舗でも「品切れ状態」が続いている。さらに店頭で購入する場合は、「抽選販売」というかたちでふるいにかけられ、朝早く並んでも購入できるとは限らない。

 では「通販」でならスイッチを購入できるのか?残念ながら答えは否である。
 大手家電量販店では、オンラインショップでのスイッチの販売を行っている。しかしこちらも入荷とほぼ同時に在庫がなくなる「即完売」状態が続いている。
 スイッチを通販で購入したというゲームファンは、「数日間ヨドバシカメラのHPに張りついていた。入荷しても2~3分ですぐ完売、買えた自分は運が良かった」と話し、スイッチの争奪戦が異常と呼べるほど激化している様子がうかがえた。

 販売数を伸ばし続けるスイッチ。店頭での抽選販売において、ビックカメラに「当たりくじを意図的に抜いていた」などという不正疑惑が浮上するなど、販売好調の裏でトラブルも散見される。
 スイッチが任天堂の業績をけん引することができるのか、今後の動向が注目される。

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