古賀市の未利用地8万坪の区画整理、福岡県が認可 3月造成へ
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福岡市中心部から好アクセスの立地に新たな工業団地が誕生する。古賀市莚内の広大な未利用地、約8万坪の土地を事業用地として開発を行う「古賀市玄望園土地区画整理事業」が1月22日、福岡県に認可された。早ければ3月にも造成工事がスタートする。
地権者約70人で構成される「古賀市玄望園土地区画整理準備組合」は17年5月に開発業者「(株)日本エスコン」(本社・東京)に工場および流通施設の開発事業を委託する合意書を締結していた。
玄望園地区は県内でも有数のみかんの産地だったが、みかんの価格が下落したため廃園。80年代半ばごろから他の事業計画が浮上していたが、いずれも実現できないままだった。開発の関係者によると、今年3月より造成工事に着手、造成完了には約20カ月を要する見込みだ。
当該地は九州自動車道古賀ICまで約4km、福岡市中心部まで車で30分圏内とアクセスに優れたエリアにある。将来的には、同工業団地に直結するスマートICの設置も検討されている。
【東城 洋平】
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