【パナマ文書】ICIJの発表分福岡県内関係分

　国際調査報道ジャーナリスト連合（ICIJ・本部ワシントン）が発表した、租税回避地（タックスヘイブン）の実態を示しているパナマ文書およびオフショアリークスに記載分のうち、福岡県内住所から判明した内容は以下の通り。

１、福岡県京都郡苅田町京町2-20-14　
合同会社コンプリート 業務執行社員内田浩一氏
NELSON WORLD TRADING LIMITED（香港）の株主として示されている。
５月12日、内田氏コメント「すでに終わっていること。税務署など関係各所に説明は果たしている」

２、福岡市中央区赤坂3-4-22-1505
（株）テクニカル・ラボ　代表取締役 島　豊氏
D.S.D INTERMEDIATE CO., LTD.（バージン諸島）の株主および役員として示されている。
５月12日、同社（博多駅前4丁目36-29 IBセンタービル3F）へ訪問も不在。電話連絡を実施したが「この番号は、現在使われていない」と自動メッセージ。大阪支店の電話も同様。

３、福岡市中央区大濠1-12-23-202
弁護士法人Bridge Rootsブリッジルーツ 代表　橋本吉文氏
D.S.D INTERMEDIATE CO., LTD.（バージン諸島）の株主および役員として示されている。
（橋本氏、上記住所より移転している）5月12日、同法人に電話連絡。東京事務所には不在。福岡事務所に滞在も、本人外出で不在。

４、北九州市八幡西区穴生4-6-3
Kiyotada Kadoya（漢字表記不詳）
TOPPOT LIMITED（バージン諸島）の役員として表記。
５月12日に上記住所へ訪問。本人は不在。女性の家人が回答。「パナマ文書に載っていることは知らなかった。東京にいる義理の弟が関わっているのではないか。それ以外は何もわからない」

５、博多区博多駅前3-2-1
Hasegawa Co., Ltd.（漢字表記不詳）
Sun Red River Cayman Co., Ltd.およびZen Plaza Cayman Co., Ltd.（両社ともケイマン諸島）の株主および役員として示されている。
上記住所での法人登記の該当がなし。

　なお、（株）やず企画に関しては、【パナマ文書】やずや・矢頭代表、節税対策と租税回避を否定にて既報済み。

【河原　清明】