（株）ペンシル、新社長に倉橋美佳氏

　研究開発型ウェブコンサルティング事業を手がけてきた（株）ペンシル（本社：福岡市中央区）は、４月15日開催の取締役会において代表取締役の異動および役員の異動について決議。６月１日付で代表取締役社長の覚田義明氏が取締役社長に就任し、後任の代表取締役社長COOとして、取締役COOの倉橋美佳氏が就任した。

　新たに社長に就任した倉橋美佳氏は、1978年生まれ、福岡市出身。九州芸術工科大学（現・九州大学芸術工学部）卒業後、2003年に（株）ペンシルに入社。R＆D事業部マネージャー、取締役を経て、14年に取締役COOに就任。そして16年６月１日付で、代表取締役社長COOに就任した。なお、同氏は今年５月20日に営業を開始した台湾現地法人の台灣朋守有限公司の董事長にも就任している。

　同社では、さらなる成長に向けた事業拡大を重要な経営課題の１つとして位置づけており、ウェブコンサルティング事業の独自性の追求と拡大、研究開発の強化とウェブ業界へのインパクトの創造、そして、グローバルに勝負ができるノウハウの育成という新たな中長期経営方針を策定。今回の体制変更はこれらの経営課題を達成するために実施するものであり、本変更を機に経営体制の強化を図るとともに、「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」という企業理念のもと、ビジネスにおける世界標準の創造を目指していくとしている。

　なお、同社の新たな役員体制については、以下の通り（敬称略）。

取締役会長　　　　　　覚田　義明
代表取締役社長ＣＯＯ　倉橋　美佳
取締役副社長　　　　　橋口　洋和
取締役　　　　　　　　森田　和靖

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