2024年11月21日( 木 )

福岡の街を守り、創造する総合建設業者(前)

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松山建設(株)

都市生活を支える総合建設業者

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ソフトバンク大牟田三池港ソーラーパーク建設工事

 1956年9月、松山建設(株)は小松組として創業し、以降、福岡を中心にジャンルに囚われることなく、さまざまな建設の施工に携わってきた。東九州自動車道関連施設、老建施設や病院、ルミエールなどの商業施設、そして、マンション・各企業の宿舎などの居住空間。その旺盛な仕事ぶりは、同社の仕事に対する信頼から来るものであり、同社が福岡の都市形成にいかに寄与しているのかも表している。

 そんな同社だからこそ、日本郵便㈱から、福岡県エリア内における郵便局施設整備を、年間継続指名といったかたちで任されている。また、「築上町火葬場」(同火葬場は第24回『福岡県美しいまちづくり建築賞 大賞』を受賞)などの、意匠を凝らしたデザイン建築の施工も手がけている。積み重ねられてきた経験と実績、そしてたしかな技術力―。こうした総合建設業者としての、確固たる基盤が整っているからこそ、同社には幅広く仕事の依頼が寄せられるのだ。

 加えて、同社は土木工事も手がける。九州新幹線開通にともなう一連の工事において、筑紫トンネルの貫通工事や、東九州道築城IC築造工事なども手がけた。社会インフラ整備に深く関わる建設業。しかし、新幹線など、地域社会全体を盛り上げるような大きなプロジェクトには、どんな企業でも参加できるというわけではない。企業の技術レベルを厳しく評価し、採点する『総合評価落札方式』が採用されている現在はとくにそうだと言える。だからこそ、こうした一大事業に名を連ねる同社は、福岡を代表する信頼の厚い企業だと言えるだろう。

高まり続ける社会貢献度

 同社は、太陽光パネルの基礎工事・組み立てにも着手している。東日本大震災以後、再生可能エネルギーへのニーズは高まり続けている。こうした社会的要請に応えるべく、福岡・九州はもちろん、東北地方でも太陽光関連工事を実施。同事業におけるノウハウを着実に蓄えている。

 ソフトバンク大牟田三池港ソーラーパーク(年間予想発電量約2,005万キロワット時/年=一般家庭約5,570世帯分の年間電力消費量に相当)をご存知の方も多いだろうが、これも同社の仕事である。

 「太陽光は、全国的にもまだまだ需要があります。福島県南相馬市でも、発電施設の施工を手がけています。『地元の方が地元に帰ってこられるように』という想いもありますので、生活の基盤となるエネルギー分野の工事はやりがいを感じます。九州エリアで言えば、ソフトバンクさんとの仕事を通じて、こうした新エネルギー関連の仕事の話が、新しいつながりのなかからもいただけるようになってきましたので、大変嬉しく思っております」(松山孝義代表)。

(つづく)

<COMPANY INFORMATION>
代 表:松山 孝義
所在地:福岡市中央区高砂2-24-23
設 立:1971年10月
資本金:4,000万円
TEL:092-533-0001
URL:http://www.matsuyama-k.co.jp/

<プロフィール>
matuyama_pr松山 孝義
1962年、福岡県椎田町(現・築上町)生まれ。明治大学法学部を卒業後、コンピューター関連の企業にてシステムエンジニアとして活躍。95年に松山建設(株)入社。2000年、代表取締役社長に就任。

 
(後)

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