2024年12月22日( 日 )

グルメンピック2017~「被害者の会」 刑事告訴へ(7)

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 突然の延期となったグルメイベント「グルメンピック2017」の主催者・大東物産(所在地:東京都中野区、中井冬樹代表)が20日、東京地裁に破産手続きの開始を申請し、同日、破産手続開始決定を受けた。負債総額は約1億2,000万円。債権者は510名(うちイベントの出店予定者は508名)。

 大東物産は、グルメイベント開催に向けて全国各地の飲食店に出店を募り、1億円以上の出店料を集めていた。破産管財人によると、大東物産の現預金は1,700万円。1億円以上集めたと言われる出店料の行方に注目が集まる状況だ。
 出店予定者らが立ち上げた「グルメンピック2017被害者の会」では、民事、刑事の両方で対応するため、リンク総合法律事務所(所在地:東京都千代田区)と委任契約。今後、同事務所の弁護士が「被害者の会」の代理人となる。

 「被害者の会」の代表・鈴木亮平氏は、「命を懸けて働いている飲食業界が詐欺まがいの行為に遭った。主催者を野放しにしたくはない。1人では裁判すらできず泣き寝入りしていたと思うが、SNSを通じて飲食業界が結束し、社会的な問題としてマスコミが取り上げ、悪質な事件に関して立ち上がってくれた2人の弁護士がいる。これだけ仲間や味方がいるなら相手を追い詰めることができると思う」と、出店予定者たちへ訴訟の参加を呼びかけている。

 担当弁護士は、「事件の性質上放置することができない」として、出店予定者たちが訴訟に参加しやすいよう、着手金などを大幅に減額するという。
 現在、訴訟への参加を表明しているのは100店舗以上。訴訟、告訴の申し込み受付は3月5日が締め切りとなる。詳細は以下まで。

<グルメンピック2017 被害者の会>
https://sites.google.com/view/gurumenpic2017-higaisyanokai/

 

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