イオン九州(株)は12日、2017年2月期決算を発表した。売上高に不動産賃貸収入などを含んだ営業収益は2,364億1,000万円と前期比1.6%の減収となった。同期は鹿児島の姶良店を建て替え、昨年3月にリニューアルオープンしたものの、閉店に加えて天候不順などの影響で減収となった。
利益面では、衣料品、住居余暇商品などの品揃えの見直しにより、粗利益率が0.7ポイント改善した。販売管理費を抑えたことで、営業利益ベースで7億7,900万円の黒字(16年2月期は1億8,600万円の赤字)となった。なお、経常利益は9億4,700万円(同2,900万円の赤字)、当期純利益に関しては昨年4月に発生した熊本地震の影響などもあり、災害による損失11億7,300万円を含む26億5,500万円の特別損失を計上したが、4億800万円の黒字(同20億4,700万円の赤字)となった。赤字決算が続いていたが2014年2月期以来、3期ぶりの黒字決算となった。
来期(18年2月期)の営業収益は今年9月、徳力店(福岡県北九州市)を閉鎖することもあって1.2%減の2,335億円となる見通し。営業利益は9億円、経常利益は11億円、当期純利益は1億円を見込む。
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